と、いう事で遂にやってきました札幌ドーム!
IMAG0621
子供の頃からテレビでは見てきたものの、初めて目の当たりにする光景に外観から「すげー、ホンマにこの形なんやー」とか当然の事でもいちいち感動していました。
特に通路からスタンドへ出た時の興奮と言ったら忘れられません、ずーーっとGAORAで見ていた風景そのものに無性に叫びたいような衝動に駆られましたね(我慢しましたよ)

初日の座席は内野席の最上段、指定席とはいえ自分では選べなかったのですが、球場全体が見渡せるしちょっと荷物が多いのも後ろを気にせずに置けるので実にナイスな席でした、ラッキー。
IMAG0599
そして全体を見渡して気付く、赤いユニフォームの多さ。ライト方向の外野席から一塁側全体にかけて沢山のカープファンが詰めかけていました。広島やその付近から遠征してきた人も多かったと思います、本当にカープファンの熱意には感嘆させられますね。 

試合は初回、カープ先発の黒田投手から幸先よくファイターズが先制するも、直後にエルドレッド選手の3試合連続となる2ランホームランでカープが逆転。その後は両先発投手が球数を要しながらも無失点の好投を続けます。
次の動きは6回裏、黒田投手が2アウトを取ったところで足の痛みを訴えて降板。現役最後かも知れないマウンドからゆっくりと下がっていく姿には両チームのファンから大きな拍手が送られました。そして予定より早い継投を迫られたカープは連投となる勝ちパターンを投入しますが8回裏、ファイターズは四球からジャクソン投手を攻め、中田選手の2点タイムリーで逆転。目の前で大谷選手が敬遠されて回ってきた打席、4番の意地で打った一打でした。
それでもカープは9回表、鈴木選手のスリーベースから同点とし延長戦へ、セリーグを制した得点力を見せつけます。
試合が決したのは10回裏、西川選手が四球から盗塁でチャンスを作り、大谷選手が膝元のボールを巧みにライト前へサヨナラタイムリー。割れんばかりの大歓声に包まれた札幌ドームでファイターズがシリーズ1勝目を手にしました。 


翌日の第4戦は内野席前方からの観戦。B指定ということであんまり期待してなかったんですが、めちゃくちゃ見やすくて良い席でした。
IMAG0628
 
試合は高梨、岡田の両先発投手が制球に苦しみながらもホームは踏ませないピッチング。4回表にタイムリーエラーでカープが先制しますが、6回裏には中田選手が打った瞬間ホームランと分かる当たりをレフトスタンドに突き刺し同点。拮抗した試合は連日のリリーフ勝負へ。
勝負が決したのは8回裏、四球で歩いた中田選手を一塁に置いてレアード選手が左中間への決勝2ランホームランを放ちます。 続く9回表には宮西投手が2死満塁のピンチを迎えますが、再三巻き起こるファイターズファンの拍手による後押しを受けて丸選手を三振に切りゲームセット。
ファイターズがホームで対戦成績を2勝2敗のイーブンに戻しました。


2試合に共通していたのは、とにかくファイターズの選手が粘りに粘って塁に出ようとしていた事。勝負を分けた得点は殆ど四球からのチャンスメークでした。
何よりホームの大声援。今まで東京ドームでのゲームは観戦したことがありましたが、本拠地札幌ドームの熱気は想像以上でした(日本シリーズという事もあったかと思いますが)

2連勝したこともそうですが、札幌で過ごした時間はどれも思い出深く、必ずまた行きたいと思わせてくれる場所でした。
IMAG0617
 ラーメンも美味しかったですし!

ファイターズなまら最高!また行きます、北海道!


10月25日
SMBC日本シリーズ2016 第3戦 札幌ドーム
C 020 000 001 0 |3 8
F 100 000 020 1x|4 6

C:黒田、ヘーゲンズH、今村H、ジャクソン、大瀬良● - 石原
F:有原、宮西、谷元、バース〇 - 大野、市川
[C] エルドレッド 3号(2回) 


10月26日
SMBC日本シリーズ2016 第4戦 札幌ドーム
C 000 100 000|1 6
F 000 001 02x |3 5

C:岡田、今村、ジャクソン - 石原
F:高梨、バース、谷元、宮西 - 大野、市川
[F]中田1号(6回) レアード2号(8回)